『大分サイエンス交差点』の第5回が40名の参加者を得て、
豊後高田市の「香々地青少年の家」において1泊2日で開催されました。
テーマは「生まれる星たちとその観測」。
今回は、過去4回のサイエンス・カフェとは趣向を変えて、親子も含めた大人が対象です。ただ、大人には大人の、子どもには子どもの楽しい時間を との考えから、カリキュラムの半分は親子別々のプログラムとなりました。 |
子供たちが工作室で望遠鏡を作成している間、大人は研修室で仲野誠先生(大分大学)の
講義を受け、その後、コーヒーを飲みながらのサイエンス・カフェとなりました。本日のお題は、太陽系の構造(冥王星の準惑星への
格下げの話も)から恒星の集団、銀河まで、宇宙の全階層までおよび、更には新世代の巨大望遠鏡計画の紹介まで盛りだくさんな
内容となりました。
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夕食後、夜になってから、いよいよ昼間に自作した望遠鏡を持ってプラネタリウムの
屋上で観測です。当日は風も強く、初めのうちは雲に悩まされましたが、最後にはきれいに晴れて、最接近間近の火星や、
先日爆発的に明るくなってニュースにもなった”ホームズ彗星”、プレアデス星団などを観測。
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カリキュラム終了後の夜なべ談義。みんなで楽しく語り合ったり、座を替えてMITAKA(コンピュータ
星図・シミュレーションソフト)を操作して遊んだりと、夜中過ぎ! まで話に熱中。翌日はオリエンテーリングを楽しみました。
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